はじめに
こんにちは、食べることが大好きなつくしです。
今回は、冷蔵庫の中身の断捨離についてシェアします。
冷蔵庫そのものを断捨離してしまう人もいますが、食べることが大好きな私(おそらく、一般女性の倍くらい食べます 笑)にとって、冷蔵庫は大切なもの。
だからこそ、食材や調味料などを断捨離して、いつでも使いやすい状態にして、ハッピーな毎日を過ごしています。
- 名前:つくし、年齢 36歳、職業 サービス業
- 職業:サービス業
- 家族構成:夫婦二人暮らし(現在第一子を妊娠中)
- 冷蔵庫のメーカーと大きさ:パナソニック、406L
- 整理整頓は得意なほう
- 料理は得意だけど、好きではない
断捨離のきっかけは、引越しです。
といっても、冷蔵庫の中身ではなく、家の中のいろいろなものの断捨離でした。
最初は、なかなか捨てられず、ただ時間と労力を消費するだけ!といった感じでしたが、断捨離で有名な方のコラムなど拝見し、勘違いを修正していきました。
断捨離とは?
以前の私は、断捨離とは「捨てること」だと思っていました。
しかし、本当の断捨離の意味は「必要なものを残すこと」なのだそうです。本当に必要なものだけを残し、それ以外は捨てる。
ここで、捨てることにフォーカスすると、罪悪感とか執着が邪魔をして、断捨離が進まなくなってしまいます。
こんなときは気持を切り替えて、大好きなもだけで自分の周りを埋める!と考えると、ワクワクしてきました。
ということで、私は断捨離を以下のように定義しています。
- 断:本当に必要なものだけ残し、それ以外のものは断つ
- 捨:不要なものを捨てる
- 離:いつか使う、どこかで必要になる、という執着から離れる
断捨離のメリット
本当に必要なものがわかる
冷蔵庫の中に不要なもの、買った事さえ忘れているものはありませんか?
冷蔵庫の不要なものの代表は、買い置きの加工食品や、滅多に使わない調味料ではないでしょうか。
食べ物を捨てることに罪悪感があるのは素晴らしいことですが、食べずに腐らせてしまっていることは、冷蔵庫という名前のゴミ箱に捨てているのと一緒です。
貰い物のコントロールは難しいかもしれませんが、食べないものは捨てましょう。このとき、食べ物を捨てたという罪悪感を逆手にとって、買い物をし過ぎるのも一つの方法です。
経済的
断捨離をやると、節約できます。
食べ物を捨てたら嫌な気持ちになりますよね。では、次に買う時に出くわしたら、そのときの気持ちを思い出して、捨てられるかを考えます。
このとき、使い切る自信があるものについては買ってOKです!
食べきれなかったり、滅多に出番がないであろうものは買うべきではありません。使いきれないもは買わずに他のもので代用していくと結果として節約に繋がります。
また、パンパンに詰め込まれた冷蔵庫は冷気が上手くまわらず電気代が無駄にかかってしまいます。整頓された冷蔵庫は電気代の節約に直結します。
決断・取捨選択が早くなる
必要・不必要の選択が習慣化できると、さらに取捨選択の質とスピードが上がってきます。
日頃から様々な場面で取捨選択することにより、自分の価値観がブラッシュアップされていき、心の中が軽くなっていきます。
その結果、買い物だけでなく、洗濯や掃除など、他の仕事も早くなっていきます。
レシピの幅が広がる
以前の私は、料理はレシピ通りに作らなくては気が済まないタイプでした。
そのため、不要な調味料や余った食材が冷蔵庫に溢れていましたが、そういったものを買わないと決めてからは残り物で代用する習慣が身につきました。
すると不思議なことにレシピの幅がぐんと広がりました。
よく、カーナビを使用するといつまでも道を覚えられないといいますが、料理も一緒です。自分で考え、自分の味覚で味を整えることで自然と腕が磨かれていくようです。
断捨離のデメリット
あると思っていたものが無かった
あると思っていた食材や調味料が無かったとき、やはり一度はショックを受けます。
特に料理の途中で気づいた時にはガックリきますよね。そういう時は、気持ちを切り替えるしかありません。他のもので代用できなければいい運動になると思って買い足しに行きましょう。
心が痛む
やはり、食材を捨てることには心が痛みます。
特に誰かにもらった手作りの食品などがそうでしょう。
どうしても捨てられないと思ったら、例えばその日から3日以内食べきる、若しくは、その食品を使って料理をすると自分の中でルールを作ってみてはいかがでしょうか。
それができないのであれば、ただ冷蔵庫の肥やしにしているのと一緒です。つまり、場所がゴミ箱でないだけで捨てていることと何ら変わりはないのです。
断捨離をやると、このようなデメリットもありますが、私の体験談としてはデメリットよりも、メリットの方が大きかったと感じています。
断捨離方法
それでは、私が実践している冷蔵庫の断捨離方法をご紹介します。
一度全部出す
冷蔵庫のものを一度全て出してみましょう。
出すことによって冷蔵庫の中身を急に客観的に見ることができるようになります。
「こんなのが入ってたの?」
と驚愕するものがあるかもしれません。
出したものが本当に必要なものか判断し、使い切る自信があるものだけを冷蔵庫へ戻していきます。
リズムをつける
捨てる時はあまり深く悩まず、瞬時に判断するようにしましょう。
まずは捨てやすいものから捨てていくと弾みがつきます。
そして、リズムに乗ってくるとどんどん捨てられるようになります。
捨てる基準を設定する
断捨離に不慣れな方は、予め自分の捨てる基準を決めて紙に書き出しておくと整理しやすくなります。
- 賞味期限切れ
- 痛んでいる
- 数日以内に食べない
- 数週間以内には、使い切れない
日数は、食材か調味料かで数週間、もしくは数ヶ月と臨機応変にアレンジしていきます。
例えば、特別な日に時間をかけて作った料理は、次回はいつ作るでしょうか?
普段滅多に使用しない調味料なら、とっておいても次回作る時には劣化していて、使えないかも知れません。
見えない予定のために残しておくよりは、一度手放してみると、冷蔵庫の中も、気持ちもスッキリします。
断捨離して良かったこと
大好きな食材に囲まれている実感がある。
何が大好き!何が食べ!といった自分の趣味趣向が明確になって、必要な行動を起こしやすくなります。その結果、幸福度というか、幸せ感が上がったような気がします。
冷蔵庫内がすっきりすると電気代が安くなるだけでなく、食材の把握が容易になります。
そのため、買い物に行っても無駄な買い物が減りますし、残った食材でどんな料理を作ることが出来るのか考えるようになるため、とても経済的です。
きれいな状態を継続させていくために
冷蔵庫をきれいに保つためのコツは、成功体験と失敗体験を記憶しておくことだと思います。
ここでいう失敗体験とは、食材を捨てる罪悪感のことです。
もらったものを食べきれない、買ったものを使いきれずに捨てたという罪悪感は、次は使い切る・買わない、といった思考に繋がります。
そして成功体験とは、スッキリと整理された冷蔵庫のビジュアルと、自分に必要なものを選別できたという経験です。
一度キレイにしたら、また同じ状態になるまで買い物には行かない、など自分なりのルールを作り、食べきる、使い切ることを習慣化していくことが大切です。
もし可能なら、断捨離仲間みたいな感じで、お友達や親戚、両親などと一緒に始めるといいかも知れません。何を断捨離したとか、断捨離して良かったこととか、共有できると、楽しく続けられると思います。
無理して断捨離しなくちゃ!よりも、自分で可能な範囲から少しずつ初めて、気がついたら加速がついて、いつの間にか習慣化していた。こんな状態をイメージしつつ、今の生活と将来の断捨離ライフにキラキラできるといいかも知れませんね。
最後に
食費は家計費の中でも占める割合が大きく、ここが節約できれば効果が短期間で結果に繋がる家庭も多いと思います。
また、冷蔵庫内の断捨離は、衣類や家財道具の断捨離と比べると、後悔が非常に少ないものです。必要になったら容易に買い直せるものがほとんどのため、捨てるリスクが低いからです。
まずは手始めに賞味期限切のものから捨ててみてはいかがでしょうか。
管理人から
つくしさん、役に立つコンテンツをありがとうございました。
「冷蔵庫のドアは、すぐに閉めなさい!」
と子どもの頃に言われたのもあって、
あまり中身をじっくりと見る機会はなかったです。
一年に一度の大掃除のとき、冷蔵庫の中身をチェックしているのですが、
あったことも忘れていた調味料や、おつまみなどが出てくることがあります。
既に冷蔵庫の中にあったことも忘れて、新しいものを購入していた。
なんてこともありました。
冷蔵庫は、毎日必ず使うもですから、こういう使用頻度が高いものほど、ちゃんと断捨離して、おくことが大切なんだと思いました。
つくしさんの記事を読んで、自分も断捨離にチャレンジしてみようと思いました。