郵便局の転居届
引越しをする際、何より前にやらなくてはいけないはずなのに、意外に忘れがちなのが、「郵便局への転居届け」です。
電気・ガス・水道・インターネットの手続き時に住所記入は必須ですが、インターネットとクレジットカードでなんでも済んでしまう昨今、「とりあえず記入さえすればいい」というのが実情で、郵便物を受け取る必要性が下がっていることは事実です。
しかし、郵便局に届け出をしておかないと、郵便物が行方不明になる原因になりますし、万一、以前の住所に重要書類が届いてしまったら、現在の住人にプライバシー情報を知られてしまう可能性だってあります。
(実際、うちにも前の住人宛の郵便物がよく来ます。美容室の案内くらいならいいけど、親しそうな年賀状だととっても困る)
やり方は簡単!
手続き自体はとても簡単で、インターネット(携帯電話・スマートフォンでも可能)ならば日本郵便の公式ウェブサイトから。
引っ越して間もないのでインターネットにつながってない!という場合は、引越し先の最寄り郵便局に行き、その場で届出書を書いて提出するだけです。
その際、運転免許証や保険証などの身分証明書は忘れずに。
それだけで、旧住所宛に届いた郵便物が一年間、新住所に転送されるようになります。
その一年の転送サービス期間中に、各所に住所変更手続きをしておけば、転送サービス期間後も誤配達の危険がなくて安心ですね。引越しの挨拶状を出すついでに郵便局の住所変更もやっておくと忘れなくていいかも知れませんね。
インターネットやSNSが発達した時代で、手紙でやり取りをすることが少なくなった時代ではありますが、葉書や手紙でのやり取りがなくなったわけではありません。
年に数回、ひょっとしたら数年に一回郵送でお知らせが送られてくる場合もありますが、自分がどんなところに住所登録をして、定期的郵便物を受け取っているか把握している人は、ほとんどいないと思われます。
だからこそ、【転居届・転居サービス】をしっかりとやっておきましょう。
クレジットカード、携帯電話、インタネットサービス、以前に買い物をした通販、年賀状でやりとりをしている学生時代の友人、親せきなどなど住所でつながっている人間関係も大切にしておきたいですね。
ちなみに、友人、知人には、引越しハガキで住所変更をお知らせする方法もありますよ!